dcWORKSのMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)紹介 〜バリュー編〜

こんにちは!dcWORKSでエンジニアをしているレンレンです。
先日公開した入社式の記事でも紹介されていた、MVV刷新の件。

なぜ、この時期にMVVを定義し直したのか?
そこに込められたメッセージは何なのか?

改めて経営陣の方に聞いてみました。
会社の沿革にそって話を聞きながら、ミッション、ビジョン、バリューの3回に分けて書いていきます。

今回はMVV最後のバリュー(Value)編です!
ミッション編ビジョン編をまだご覧になっていない方は、ぜひそちらも併せてご覧ください。

MVVMVV

  1. バリュー刷新の背景
  2. バリューを定着させるために考えていること
  3. これまでにバリューを体現し、乗り越えた経験
  4. 改めて3つのバリューに辿り着くきっかけとなったこと
  5. 経営陣からメッセージ

バリュー刷新の背景

MVV刷新の背景はこちら

レンレン:
MVVの刷新について、最後はバリューについて聞いていきます。
これに関しては、「Try to "Challenge"="挑戦すること"をやってみる」「Take hands=いつでも手の取れる距離でおもてなしを」「Stick to "+1"="あともう一つ"にこだわり、妥協のない価値提供を」の3つになってますが、この3つに至った背景だったり、その言葉に込められた想いについて聞かせていただけますか?

Try to "Challenge"="挑戦すること"をやってみる

フジタ:
まず「Try to "Challenge"」。
我々は小規模なベンチャーに近い会社ですし、そこでチャレンジせずに大企業みたいなスタンスでどうするの?という想いがあり、チャレンジすることで得られる感覚であるとか、満足感みたいなものがみんなにもあるだろうし、チャレンジしてこそ主体的になれるんじゃないかなと考えています。

言われたことだけやるのは、大企業的な考え方かなという気がしていて、それじゃつまらないですよね。

Take hands=いつでも手の取れる距離でおもてなしを

フジタ:
次の「Take hands」は、内容そのままです。
クライアントに向けたホスピタリティを重視する、ということは今までもずっとやってきたことです。
dcWORKSが一番評価されているのは、お客さまの近くにいて、いろいろ察してあげられることだったりするんです。
それは過去にも何度も言われてきたことで、それを言葉にしました。

dcWORKSのロゴは、枯山水がベースになってるんですけど、ここにも日本らしいおもてなしというものを加味して、言語化しています。

Stick to "+1"="あともう一つ"にこだわり、妥協のない価値提供を

フジタ:
そして「Stick to "+1"」。
これこそがdcWORKSのこだわりの部分で、ビジョンで言ってた"息吹"につながる部分です。
仕事は、ある程度のところで終わりにすることもできるわけじゃないですか。
だけども、こだわりを持って最後の一手のところにもしっかりと息吹を吹き込む。

このスタンスが無いと、高品質やスピード感といった部分で他社との差別化ができないと思うので "+1"という形にしました。

僕の想いとしてはこんなところですが、コンドウさんはどうですか?

0417_01.jpg

コンドウ:
個別に見ていくと、大きく違いは無いです。
全体的なところで補足すると、バリューとしてメンバーに意識してほしいことを、いかに浸透しやすく伝えるのかというところは、深く考えましたね。
そのために英語に加えて、日本語でも補うという形を取っているんですけど、それはイメージを明確にさせると共に、仕事中に誰かが「 "+1"足りてないよね」みたいなことを言い出すとか、そういうシーンが生まれてくるとうれしいな、と思って...。

この3つのバリューを仕事しながらでもいいし、飲みながらでもいいし、コミュニケーションの中でちょっとしたネタとして話してもらえたらいいかなという願いを込めました。

フジタ:
「ここにちょっと"+1"お願いしたいね」みたいな感じ?

コンドウ:
そうそう。"+1"スタンプ、作ったりしてね。

フジタ:
実のところバリューと書いていますが、僕の中では「スタンス」とか「ポリシー」という言葉で言い換えられると思っていて、みんながこれをスタンスとして意識してやっていけば、それは自ずとプロジェクトに対して息吹を吹き込むことにつながると思うし、続けることでdcWORKSスタイルになっていくんじゃないのかなと考えています。

なので、みんなには基本スタンスとしてこれを捉えてほしいですね。

バリューを定着させるために考えていること

レンレン:
今、改めて話を聞かせていただいて、3つのバリューを常に意識していかないといけないと感じているのですが、日々のルーティンの中に定着させる為に、何かいいアイデアはありますか?

フジタ:
そう、まさにこの3つのバリューこそがルーティン化すべきことなんじゃないかなと考えていて、これを機にスタンスとして、毎日の習慣の中に組み込んでいってもらえれば、定着にもつながるんじゃないかなと考えています。

今回定義したことはコンドウも僕も昔から重視してきたことで、これをみんなで言葉に出すでも良いし、スタンプを作るでも構わないからことあるごとに意識していくことをすれば、本当にバリューになっていくのかなと考えています。

これまでにバリューを体現し、乗り越えた経験

レンレン:
ありがとうございます。
新入社員も入ってきたばかりですが、そういう人たちにMVVを伝えるために、お二人が意識していることは何かありますか?

コンドウ:
ほとんど無意識だね(笑)。

フジタ:
無意識のうちにやってることを言語化したのがこのバリューだけど、具体例で言うと、このバリューはレンレンが体現してるんじゃないかな?

レンレンがエンジニアとして入社しながらそこに留まらずデザイナーとしてチャレンジしているというのは、まさに1つめのバリューだよね。
それに対してdcWORKSのメンバーは、誰も何も言わなかった。

普通に考えたらちょっとした波紋を呼んだりするけれど、それをNGにせず、チャレンジということで応援する。
でもそれはエンジニアの仕事をちゃんとやった上でという前提条件は付くけど。

それでもそのチャレンジをNOとしないということは他のメンバーにもしてあげたいし、期待してあげたいと思ってる。
今回定義したばかりなので、そういうふうに心がけていきたい。

レンレン:
チャレンジということに関しては全くその通りだと思います。2つめのバリューに関しては、基本外部に向けてのクライアントやカスタマーに対しての想いという風に捉えていますが、内部のメンバーに対してもお二人は非常に近いところで話しかけたり、よく雑談してるように感じるのですが、これも「Take hands」なのでしょうか?

フジタ:
そんなところよく見てるね。
仕事は単純に捉えて言われたことだけをやろうとすると、どうしてもつらくなったり息苦しくなってしまう。
もちろん仕事には責任が伴うからきついシーンのほうが多いんだけど、そんな中でも何か息抜きができたらいいんじゃないか、笑えたらいいんじゃないかなという想いもあるのよね。

コンドウ:
僕もメンバーにはできるだけ声掛けて、近くで見たりするようには心掛けてるね。

フジタ:
いつでも手の取れる距離で接するってことだね。

0417_02.jpg

改めて3つのバリューにたどり着くきっかけとなったこと

レンレン:
最後、2003年からやってきた会社の歩みを改めて俯瞰してみて、この3つのバリューにたどり着くきっかけとなった思い出などがあれば教えてください。

コンドウ:
最初の頃はクライアントとの直接取り引きじゃないパターンがあって、間に代理店だとか元請けベンダーが入ってて、僕たちはプライムじゃなかった。
そうするとお客さまの声は直接聞けない。
こちらの声も届かない。
という感じで、スゴく苦労があった。
その時の苦しさとか辛さとかが沢山あり、徹夜もしなきゃいけないという状況の中でも、逃げずにやりきった経験が大きいです。

フジタ:
そうですね。
どんなヘビーでも、途中で降りたプロジェクトは無い。
2次請け、3次請けは嫌だね、ってなったのはそのタイミングなんだけど...。
ここじゃ言えないエピソードもたっぷりあるけど、それを超えて今のdcWORKSがある。

一番最初に火中の栗を拾うところからスタートして、大きいクライアントにも理解してもらって納得してもらって、別のプロジェクトもご依頼いただいてというのをずっとやってきた。
常に、チャレンジだし、プラスワンのおもてなしだった。

コンドウ:
そうですね。今思うと...。

経営陣からメッセージ

レンレン:
これで本当に最後になるのですが、この対談は、dcWORKSのブログに掲載して、クライアントさんとか、新しくdcWORKSに入ってくるメンバーとかも読んでくれると思います。
そこでdcWORKSの成長戦略だったり、再定義したMVVの実践だったりということについて、お二人からメッセージをいただければと思うのですが、いかがでしょうか?

フジタ:
はい。
今回改めて定義し直したメッセージに共感してくれる方、同じマインドをお持ちの方、ぜひ私たちと一緒に仕事をしましょう!

コンドウ:
先ほど話したバリューのところにもあるように、dcWORKSはチャレンジできる環境です。
自分のやりたいことを、業務にしていける幅広い機会とチャンスがあるのはdcWORKSの特徴でもあるので、よろしくお願いします。

レンレン:
今日は長い時間、ありがとうございました。

フジタ:
こちらこそ、いろいろと再確認する機会をありがとうございました。

コンドウ:
ありがとうございました。

0417_03.jpg

メンバー募集のお知らせ

dcWORKSでは一緒に働く仲間を常時募集しています。私たちと一緒に人々の心を動かすものを創りませんか?
興味がある方は以下からお気軽にご応募ください。

募集要項はこちら

お気軽に
お問い合わせください。

CONTACT